Q:社名「SUMCO」の由来と設立の経緯を教えてください。
株式会社SUMCO(読み方は「サムコ」、英文社名 SUMCO CORPORATION)は、半導体用シリコンウェーハの製造・販売を専門とする世界大手です。社名は、母体となった1999年設立の合弁会社「Silicon United Manufacturing COrporation(シリコンユナイテッドマニュファクチュアリング)」の頭文字に由来します。
同社は、旧・住友系と旧・三菱系のシリコン事業を統合して発足しました(住友金属工業・三菱マテリアル・三菱マテリアルシリコンの共同出資)。その後、2002年に「三菱住友シリコン」へ、2005年に現在の「SUMCO」へ商号を変更し、同年、東京証券取引所市場第一部に上場しています。
Q: なぜ「金属製品」の業種に分類されるのですか?
SUMCOの東証33業種は「金属製品」です。ただし、シリコン(珪素)は金属と非金属の中間の性質を持つ半金属であり、シリコンウェーハを「金属製品」と呼ぶのは素材の実態から見て自然ではありません。金属系に置かれているのは、業種が主業(売上の主軸)を基準に機械的に割り当てられること、また金属シリコンの製造が製錬・冶金の技術系譜に由来することによる、歴史的・便宜的な事情です。
実際、同じシリコンウェーハ最大手でも、化学製品の比率が高い信越化学工業は「化学」に分類されています。同じ製品でも会社によって業種が分かれるわけで、東証33業種はあくまで便宜的なラベルだといえます。当サイトでは、東京証券取引所の33業種分類に従い、SUMCOを「金属製品」のカテゴリーにしています。
Q:事業別の売上構成を教えてください。
SUMCOは半導体用シリコンウェーハの専業メーカーであり、事業セグメントは実質的に一つです。したがって「事業別」に分けても、売上のほぼ100%が半導体シリコンウェーハで占められます。意味のある内訳として開示されているのは「地域別(顧客の所在地別)」の売上構成で、2025年12月期(連結)は合計4,097億円、海外売上比率は約80%に達します(下図参照)。

地域別売上(2025年12月期・連結):台湾 1,532億円(37.4%)/日本 796億円(19.4%)/中国 520億円(12.7%)/欧州他 481億円(11.7%)/韓国 405億円(9.9%)/米国 363億円(8.9%)/合計 4,097億円(100.0%)。
※構成比は各地域の売上高を合計(4,097億円)で割って算出(小数第2位を四捨五入)。金額は有価証券報告書ベースの概数。
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